
東郷
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広告戦略本部
Q. 学生生活について教えてださい
小さい頃から絵を描くのが好きで「大学ではもっと本格的に絵と向き合いたい」という思いから、芸術専攻のある大学に進学しました。4年間、熱心にキャンバスに向かっていましたが、一方で、人とコミュニケーションをとったり、誰かに喜んでもらうことも好きでした。
そういった思いから、大学で開催されたアートキャンプでは、廃材を使ったアクセサリー作りのワークショップの企画・主催をしました。当日は本当に多くの方にご参加いただき、一時はブースに待機列ができるほどの大盛況となりました。参加者の皆様が夢中になって制作される姿を見て、アートは一人で黙々と作るだけでなく、コミュニケーションと通ずることへの気づきを得ることができました。
また、私が在籍していた大学は非常に多様性に富み、それぞれの個性を尊重するような環境がありました。様々な友人たちと共に何かを創り上げたりする中で、それぞれの長所を見つけ、認め合うことの大切さを実感しました。今振り返ると、この環境で過ごしたからこそ、「人やものの魅力を見つける力」のようなものが、自然と養われたのかもしれません。
大学での経験から、就職活動を始めた当初は、漠然と美術やデザインに関連する仕事を探していました。しかし、調べていくうちにそれらの仕事の多くは、やはり個人で作業する時間が比較的多いことを知りました。
もちろん、それも素晴らしい仕事ですが「社会に出て働くなら、もっと多くの人と関わり、自分とは異なる価値観を持つ、様々な人に出会ってみたい」という気持ちが、私の中で強くなっていきました。学生時代のワークショップで感じた、人と関わることで生まれるエネルギーや喜びを、仕事でも感じたいと次第に思い始めました。
そこで、就職エージェントの方にご相談したところ「人と深く関わる仕事なら営業職はどうか」とアドバイスをいただき、そこで紹介されたのがいーふらんでした。正直なところ、最初は営業職ということに少し戸惑いもありましたが、まずは直接話を聞いてみようと思い、説明会に参加することにしました。
選考過程では、イベント会社や他の営業会社なども検討していました。特に、美術専攻ということもあり、アートバイヤーの営業会社からも内定をいただき、どちらの道に進むべきか、本当に最後まで悩みました。
しかし、最終的にいーふらんへの入社を決意した理由は非常に明確でした。それは「人」の魅力です。説明会や面接、懇親会で出会った社員の方々が、とにかく個性的で、自信に満ち溢れていました。それぞれが自分の仕事に誇りを持ち、生き生きと働いている姿を見て「私もこんな風に働きたい」「この魅力的な方々がいる会社のことを、もっと深く知りたい」と強く思いました。
もちろん勢いもあったかもしれませんが、「ここで働きたい!」という自身の直感を信じて、いーふらんへの入社を決めました。
最初は営業職として、入社前の早期キャリアに参加しました。コミュニケーション能力には多少の自信がありましたが、実際の営業現場は想像以上に奥深く、日々学ぶことばかりでした。接客の中では、商品知識はもちろん、何よりもお客様のことを深く理解することが重要だと痛感しました。「このお客様が本当に求めていることは何だろう」そういったことを常に考えながら、とにかくお客様とたくさんコミュニケーションをとることを心がけました。時には話が弾みすぎて、気づけば閉店時間になっていたり、お客様の身の上話に、思わず涙してしまったりしたこともありました。不器用だったかもしれませんが、お客様一人ひとりと真剣に向き合う中で、笑顔で「あなたにお願いしてよかった」と仰っていただけることが、何よりのやりがいであり、私の働く上でのモチベーションとなっていました。
そんな折、社内イベントで広報担当の方がYouTubeの撮影を行っている場面に遭遇したことがありました。
いーふらんが公式YouTubeチャンネルを運営していることは知っていましたが、実際の撮影現場を目にしたのは初めてで「こういう仕事もあるのか」と興味を持ったのが、キャリアチェンジを意識し始めた最初のきっかけです。
その後、広告戦略本部の仕事について知っていくうちに、会社の魅力を社内外に的確に発信し、それが集客や採用活動、ひいては会社全体の成長に繋がっていくという、まさに会社の根幹を支える重要な役割を担っていることを知りました。学生時代から感じていた「人やものの魅力を見つける」ことや「コミュニケーションを通して何かを生み出す」ことへの関心がここで再び繋がったような気がして、会社の魅力を多くの人に伝える仕事に、強い魅力を感じました。
そんな思いを抱いていた矢先、入社式直前のタイミングで、広告部署の社内公募がありました。営業の仕事にも大きなやりがいを感じていたため、正直、非常に迷いました。しかしその時、広告戦略本部の舩久保部長から「今躊躇ったら、次のチャンスは二度とないかもしれないよ」という言葉をかけられ、まさに社長がいつも仰る「明日ありと思ふ心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」という言葉と重なり、その場で応募することを決意しました。
社内公募の結果、ありがたいことに採用が決まり、私は入社とほぼ同時に現在の広告戦略本部へ異動となりました。今は広報担当として、様々な業務に携わっています。
具体的には、YouTubeチャンネルの出演や撮影、また、社内の様々な部署で活躍する社員や、全国で「おたからや」を運営されているフランチャイズのオーナー様へのインタビューも行っています。これは、私が入社前に抱いていた「この会社、ここで働く人たちのことをもっと知りたい!」という思いを、まさに仕事として体現できる大好きな業務の一つです。
そして業務を行う上では、営業時代に培った経験が本当に活きていると実感します。相手の話にじっくりと耳を傾ける「傾聴力」、相手の本音や魅力を引き出すための「コミュニケーション能力」、そして物事の本質を深く理解しようとする「探求心」。これらは全て、お客様と真剣に向き合った営業の日々があったからこそ、身につけられたスキルだと感じています。部署は変わりましたが、根底にある「人の心に響かせ、動かす」という点は共通しており、営業経験が全ての土台になっています。
毎日ワクワクしながら、自分らしく働けるこの仕事に出会えたこと、そして社歴に関係なく挑戦の機会を与えてくれたこの会社に、心から感謝しています。
私が社員の方々を見てそう感じたように、私の働く姿を見て、「いーふらんで私のように働きたい」と感じて入社してくださる方が少しでも増えてくれること。それが、今の私の大きな原動力であり、目指す姿です。
また最終的な目標としては、広報を一つの独立した部署として確立させ、現在の活動からさらに幅を広げ、会社の成長を加速させるような戦略的な広報活動を展開していきたいと考えています。そのために、日々学び、経験を重ね、成長し続けていきたいです。そして、いーふらんが掲げる「一兆円企業」という大きな目標達成のため、広報の立場から会社の魅力を効果的に発信し、優秀な人材の採用にも繋げることで、しっかりと貢献していきたいと考えています。
私自身の経験からも申し上げられることですが、いーふらんには、皆さんの個性を活かし多様なキャリアを実現できる可能性が広がっています。営業からスタートして、私のように広報へ進む道もあれば、また別の専門分野で活躍する道もあります。そして何より「やってみたい!」という熱意があれば、若いうちからでも挑戦するチャンスを与えてくれる会社です。
就職活動中は、将来について色々と思い悩むこともあるかと思います。しかし、最初から完璧なキャリアプランを持っている必要はありません。まずは「面白そう」「この人たちと一緒に働きたい」といったご自身の直感を信じて、ぜひ一歩を踏み出していただければと思います。