
東郷
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interview
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グローバルマーケティング部
HK マネージャー
Q. 学生生活について教えてください
私は昔から海外に対する強い憧れがあり、大学を選ぶ際も「留学ができるかどうか」を一つの大きな基準にしていました。実際に進学した大学でも、その思いは変わらず、学生生活は主にアルバイトと海外旅行に明け暮れる日々でした。アルバイトで資金を貯めては、そのお金で様々な国を訪れていました。
これまでに訪れた国は、アメリカ、カナダといった北米から、フランス、ベルギー、イタリアなどのヨーロッパ、そしてオーストラリア。アジアではシンガポール、マレーシア、タイ、台湾、中国など、数多くの国々を巡りました。
海外に出ることで、日本とは異なる文化に直接触れることができ、また、その土地でしか味わえない貴重な体験を重ねることができました。これらの経験は、物事を一つの側面からだけでなく、多角的に捉える視野を養う上で、非常に大きな財産になったと感じています。それぞれの国で出会った人々や景色、文化の違いは、私の価値観を豊かにし、新しいことへの好奇心をさらに刺激してくれました。
就職活動を始めるにあたって、私が重視していた軸は、まず「給料」、そして「ワークライフバランス」でした。自身の努力が正当に評価され、それがしっかりと報酬に反映されること、そして海外旅行といった趣味もある為、プライベートな時間も大切にできる働き方を理想としていました。
もちろん、将来的には海外で働くことも視野に入れていましたが、当時は、まさか社会人3年目にしてそういった漠然とした夢が叶うなど、全く考えてもいませんでした。
いーふらんという会社を知ったのは、就職エージェントからの紹介がきっかけです。
当時は不動産業界など、他の営業職も並行して探していたのですが、最終的にいーふらんへの入社を決めた最大の理由は、やはり提示された「給与水準の高さ」と「残業がない」という労働条件でした。最初にこの話を聞いた時は、「給与が高くて、残業がないなんて、そんなうまい話があるのだろうか」と少し驚いたのが本音です。しかし、実際に会社説明会に参加し、当時の説明会担当の方が、事業内容や会社のビジョン、そして働く環境について、非常に丁寧にかつ詳細に説明してくださったおかげで、当初抱いていた疑問はすっかり払拭されました。ここでなら理想の働き方ができると感じ、入社を決意しました。
入社後は、まず内定者向けの早期キャリアアッププログラムに参加しました。そこで営業としての基礎を学び、実務経験を積む機会を得ました。その後、早期キャリアでの実績が評価され、入社と同時に店長という役職を任せていただくことになり、1年間、店舗運営に携わりました。
店舗営業部での経験は、営業という仕事に対する私の視点をより本質的なものへと変えてくれました。お客様と真摯に向き合い、信頼関係を築くことの重要性を深く認識し、それがその後の私の営業活動における大切な指針となりました。
また、配属された店舗では、同期や先輩たちにも非常に恵まれました。当時の仲間たちとは、日々の接客方法について意見交換をしたり、新しく得たブランドの知識を共有し合ったりと、互いに切磋琢磨しながら高め合える、とても良い環境で働くことができました。
そして、入社から1年が経った頃、私にとって大きなキャリアチェンジの機会が訪れました。社内でグローバルマーケティング部の立ち上げメンバーを募集していることを知ったのです。もともと海外志向が強かった私にとって、これは非常に魅力的な話でした。さらに、当時の営業部長から、新設される海外事業部への挑戦を勧められたことが、最終的に海外部署への異動を決意する大きな後押しとなりました。
そうして公募の結果、私はグローバルマーケティング部の立ち上げメンバーとして選んでいただくことができました。
現在、私はグローバルマーケティング部に所属し、主に海外での店舗展開に関わる業務全般を担当しています。
具体的には、例えば私が最初に関わった香港1号店の際は、出店する国や地域を決定し、実際に現地へ赴いて市場調査を行うところから始まりました。そして、店舗の物件契約、内装工事の手配、現地スタッフの採用、オープンに向けた広告戦略の立案と実行、さらにはオープン後の営業活動まで、文字通りゼロから店舗を立ち上げ、軌道に乗せるまでの一連の業務に携わりました。
グローバルマーケティング部が新設された当初は、本当に何もかもが手探りの状態でした。「海外への商品の輸出入はどうすればいいのか」「店舗を建てるための信頼できる業者はどこか」「現地の不動産事情や求人媒体は日本とどう違うのか」など、毎日が「わからないこと」だらけです。全てを一つ一つ調べ上げ、上司と何度も相談を重ねながら、どの業者が最適なのか、どのようにアプローチしていくべきなのかを模索する日々は、まさに悪戦苦闘の連続でした。
その香港の店舗立ち上げの際には、現地の文化の違いから、店舗の施工段階で日本では考えられないようなトラブルが次々と発生するという事態も経験しました。しかし「1日でも早くこの店をオープンさせたい」という一心で、がむしゃらに問題解決に取り組みました。
この仕事の最大のやりがいは、20代というこの年齢で、海外店舗1号店の香港支店の社長という責任ある立場を任せていただき、ゼロから全てを創り上げていくという経験をさせてもらえていることです。通常の会社であれば、このような貴重な経験を若いうちからできることはまずないでしょう。
もちろん、言語の壁や予期せぬ難しい局面に直面することも日常茶飯事ですが、それをどうすれば乗り越えられるのかを考え、実行していく過程もまた、大きなやりがいにつながっています。
今後の目標として、まずは香港と、先日(2025年4月)にオープンしたシンガポール店での成功を足がかりに、他の国々へも積極的に出店活動を進めていき、「おたからや」というブランドを、更に世界的に有名なお店に育て上げていくことが、私の大きな夢であり目標です。
将来的には、香港やシンガポールのみならず、今後新たに出店していく全ての国々の事業展開に深く関わっていきたいと考えています。そして、様々な国での経験を積み重ね、最終的には海外事業全体を統括する部長職に就くことを目指して、これからも日々努力を続けていきたいです。
学生時代から漠然と抱いていた海外への憧れが、今こうして仕事として現実のものとなり、日々その最前線に身を置いていることに、大きな喜びと責任を感じています。これからも世界中の人々に「おたからや」の価値を届けられるよう、挑戦を続けていきます。
私のように、海外でのビジネスに強い興味をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。その熱い想いは、ぜひ大切に育んでください。いーふらんでは、年齢や経験を問わず、そうした情熱を持つ方が積極的に挑戦できる機会を数多く提供しています。ですので、あなた自身の自己実現も、是非ここで叶えていただければと思います!