
東郷
採用情報を知る
interview
interview
EC事業部
Q. 学生生活について教えてください
学生時代は約10年間バレーボールに打ち込み、常に明確な目標を持って練習に励んでいました。目標は「東京都、ひいては全国で1位になること」。その達成のためには、日々の厳しい練習はもちろん、チームとしての課題を見つけ、戦略を練り、メンバーとのコミュニケーションを通じてコンビネーションを磨くことが不可欠でした。試行錯誤の連続でしたが、その努力が実り、見事東京都1位という目標を達成できた時の喜びは今でも忘れられません。家族やコーチが心から喜んでくれた姿を見て、「努力は報われるんだ」と強く感じた瞬間でした。この経験を通して、目標に向かって粘り強く努力し続けること、そして仲間と協力することの大切さを学びました。
大学ではサークルでバレーボールを続けながら、飲食店で4年間アルバイトをしました。オープニングスタッフとして時給の高さに惹かれて始めたのですが、働くうちに仕事の面白さや楽しさに気づき、長く続けることになりました。特に印象に残っているのは、コロナ禍でお客様が激減した時期のことです。店長や他のスタッフと「このまま待っていても状況は変わらない。何か行動を起こすべきだ」と話し合い、みんなで知恵を絞りました。そして、スタッフと協力し、主体的に集客のための施策を考え実行した結果、新規のお客様が増え、売上にも貢献することができました。
この経験から、どんな状況でも諦めずに、自ら考えて行動すること、現状を打破しようと努力することの重要性を改めて学びました。
就職活動を始めたのは、大学3年生の秋頃で、少し遅めのスタートだったかもしれません。活動を始めるにあたって、まず考えたのは就職活動の「軸」です。正直なところ、当時は「これがやりたい」という明確な職業や分野があったわけではありませんでした。そこで、自分にとって何が重要かを考えた結果、「稼げる環境で働きたい」という軸を設定しました。経済的に自立したい、また、少し昔のイメージかもしれませんが「男性が働き、女性は家庭に」という考え方に少し抵抗があり「女性だって活躍できるんだ」という気持ちも、この軸を決めた背景にあったかもしれません。
そんな中で出会ったのが、いーふらんでした。説明会に参加してみると、まず会社の「活気」に圧倒されました。説明を担当してくださった社員の方が非常にエネルギッシュで、「仕事が楽しい!」という雰囲気がひしひしと伝わってきました。また、若手社員が中心となって活躍しており、年齢や社歴に関係なく、実力次第でどんどんキャリアアップできるチャンスがあるという点に強く惹かれました。年功序列ではなく、自分の頑張りが正当に評価される環境で働きたいと考えていた私にとって、これは非常に魅力的なポイントでした。
また、コロナ禍でオンライン面接が主流の中、いーふらんは対面での面接を実施しており、実際にオフィスに足を運んで会社の雰囲気を肌で感じられたことも、入社を決める上で大きな安心材料となりました。「この活気ある環境で、自分も成長したい」と強く感じ、いーふらんへの入社を決意しました。
入社後は、営業部の一員としてスタートを切りました。ただ、実は営業としての実務経験はほとんどありません。というのも、入社して1ヶ月も経たないうちに新型コロナウイルスに罹患し、療養を余儀なくされました。その期間は、今後の自身のキャリアについて改めて考える良い機会となり、また、そのタイミングで行われたEC事業部の公募に強く惹かれました。
フリマアプリなどの存在は以前から身近にあり、自分で出品などをした経験もあったことから、自身で工夫して物を販売することに面白さを感じていました。また、買取営業でお客様からお預かりする様々なブランド品への知識をもっと深めたい、スキルを身につけて専門性を高めたいという気持ちが強くなっていたことから、EC事業部の仕事に強い興味を持ち、これは自分にとって大きなチャンスだと感じ、すぐに応募しました。
面接では、EC事業部でより専門的なスキルを習得し、会社に貢献したいという熱意を伝え、EC事業部へ異動することが決まりました。
予期せぬ形でのキャリアチェンジではありましたが、自分の興味関心や成長したいという思いに正直に従った結果だと思っています。
現在所属しているEC事業部は、全国の「おたからや」で買い取らせていただいたブランドバッグなどの商品を、オンラインを通じてお客様にお届けする部署です。主な業務の流れとしては、まず商品の真贋鑑定と値付けを行い、その後、商品の撮影、詳細な説明文を含む商品情報の登録を経て、オンラインモールに出品するという形になります。
この一連の業務の中でも、特に重要かつ難しいのが「真贋」と「値付け」です。真贋については、ブランドごとに異なる鑑定ポイントがあり、常に最新の知識を学び続ける必要があります。特にエルメスなどは、革の種類や色の名前が非常に多く(例えば、同じ白でも微妙な色合いで名前が異なります)、細心の注意を払って鑑定を行っています。覚えるべき知識は膨大で、入社当初は本当に苦労しました。1日に多い時では200点近い商品を見ることもあり、年間を通すと数万点の商品に触れることになります。
「値付け」も非常に奥が深い作業です。単に相場を調べるだけでなく、商品の状態はもちろん、ブランド、モデル、色、素材、そしてその時々のトレンドや希少性、国内外の市場動向など、あらゆる要素を考慮して最適な販売価格を設定します。価格が高すぎれば売れ残り、安すぎれば利益を損なってしまうため、常に市場を調査し、比較検討を重ねながら、一点一点慎重に価格を決めています。商品の売れ行きデータを分析し、市場の動向を予測することも重要な業務の一つです。
EC事業部の仕事は、個々の専門性もさることながら、チームワークが非常に重要です。真贋・値付け、撮影、商品登録、お客様対応、梱包・発送など、各ポジションのメンバーが協力し合わなければ、スムーズに業務を進めることはできません。特に繁忙期などは、お互いに助け合いながら、膨大な量の商品を処理しています。
この仕事のやりがいは、何と言ってもお客様に喜んでいただけることです。お客様が安心して購入でき、商品が届いた時に満足していただけることが、私たちの最大の喜びです。売上が上がった時は、お客様の期待に応えられた証だと感じ、大きな達成感を得られます。
上司である部長には、本当に多くのことを教わりいつも感謝しています。時には厳しさもありますが、それは成長への期待の表れだと感じています。常に的確なアドバイスをくださり、一人ひとりの成長を真剣に考えてくれる方です。部署全体の雰囲気も非常に良く、オンオフのメリハリがあり、プライベート面でもみんなで食事に行くなど、良好な関係を築けています。キャリアチェンジを経てこのEC事業部に身を置くという選択は、自分にとって最良のものだったと確信しています。
ちなみに、社販制度があるのも、個人的には大きな魅力です(笑)。憧れのブランド品をお得に購入できるので、仕事へのモチベーションにも繋がっています。私もヴィトンのバッグや財布、シャネルやエルメスのネックレスなど、少しずつお気に入りを集めています。日々たくさんの素敵な商品に囲まれて仕事ができるのは、本当に楽しいです。
今後の目標としては、まずEC事業部の一員として、これまで培ってきた真贋や値付けの知識、そして市場動向を読む経験をさらに深め、部署全体の売上拡大に貢献していきたいと考えています。EC事業部は現在、来期の成績目標として5.5億円を掲げており、その達成に向けて自分の役割を果たしていきたいです。
個人的には、後輩たちの育成にも力を入れていきたいです。私自身、知識ゼロの状態から多くのことを教えてもらい成長できたので、今度は私が後輩たちをサポートする番だと思っています。自分の仕事に取り組む姿勢や、これまでの経験で得た学びを伝えることで、後輩たちが刺激を受け、「二村さんのようになりたい」と目標にしてくれるような存在になれたら嬉しいです。一人ひとりの成長がチーム全体のレベルアップに繋がり、それが更なる売上拡大にも貢献すると信じています。今後も、より責任ある役割を担えるよう、日々学び続け、成長していきたいです。
いーふらんは、若手にも積極的にチャンスを与えてくれる、非常に活気のある会社です。私自身、入社当初はブランド品の知識もほとんどありませんでしたが、先輩方が本当に丁寧に指導してくださり、EC事業部という専門性の高い部署で、確かな知識とスキルを身につけることができました。皆さんも、やる気と目標達成への意欲、そして常に上を目指す向上心があれば、きっと活躍できるはずです。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。