
東郷
採用情報を知る
interview
interview
人事部
執行役員 兼 部長補佐
Q. 学生生活について教えてください
中学1年生から大学4年生までの10年間は、バレーボールに明け暮れる毎日でした。高校3年次には目標としていた「春の高校バレー」全国大会への出場を果たし、大学では関東2部リーグに籍を置きながら、県代表としてプロ選手とコートに立つ機会にも恵まれました。
特に印象に残っているのは、中学最後の大会後、当時の恩師からいただいた「お前はバレーでは食べていけない。でもバレーをしていたことで食べていける」という言葉です。その時点では、私にはその深い意味を十分に理解できていたとは言えません。しかし、社会人となった今、その言葉の重みを実感しています。
部活動を通して、基礎反復の重要性、目標達成の喜び、敗北による挫折とそれを乗り越える力…多くの貴重な学びを得ました。練習はもちろん毎日、膝に21針を縫う怪我の翌日に県予選決勝のコートに立ったこともありました。困難な経験も多々ありましたが、それら全てが現在の私を形成する、かけがえのない礎(いしずえ)となっていると、社会人になった今、改めて感じています。
私が就職活動を開始したのは、大学3年生の11月頃と、やや遅いスタートでした。今までの部活動の経験から「完全実力主義であること、そして高収入が期待できること」を軸に企業を探していました。しかし、複数の企業の説明会に参加する中で、どこか満たされない感覚が拭えませんでした。
そこで、4年生を目前にして改めて自己分析を行い、就職活動の軸を見直すことにしました。そこで気づいたのが「自身の能力で勝負すること」も「高収入を得ること」も、結局は確固たる「営業力」を身につけた先にあるものだということです。そのため就活の軸を「最短で成長できる(営業力が養える)環境」に再設定し、心新たに就職活動に臨みました。
最終的にいーふらんへの入社を決意させた最大の要因は、その独自の「人材育成制度」、とりわけ「早期キャリアアッププログラム」の存在でした。
多くの企業では、新人は入社後に数ヶ月の研修を経て、アポインターや先輩への同行といった段階を踏むのが一般的です。しかし、「誰よりも早く第一線で活躍したい」と強く願う私にとって、新人の段階から豊富な実践経験を積める環境は不可欠でした。いーふらんのプログラムは、大学在学中から営業の最前線を経験し、実践的にスキルを磨くことを可能にするものでした。
説明会でこのプログラムについて聞いた際、「入社後すぐにでも営業として活躍したい」という私の希望を遥かに凌駕する制度に感銘を受け、初めて心から魅力を感じたことを鮮明に覚えています。
さらに、いーふらんが業界のリーディングカンパニーであるという事実も、私の決断を後押ししました。
今まで競争環境で育ってきた私には、「挑戦するならば、優秀な人材が集う業界のトップ企業で自らを試し、頂点を目指したい」という強い想いがありました。そのため、他社からの内定はすべて辞退し、いーふらんへの入社を決意しました。
大学4年の10月から早期キャリアアッププログラムに参加しましたが、非常に充実感があり、毎日が刺激的でした。当時の担当マネージャーには「可能であれば毎日シフトに入れてほしい」とお願いするほど、営業という仕事に没頭していました。
もちろん、社会経験のない私が容易に成果を出せるほど、営業の世界は単純ではありません。しかし、その一筋縄ではいかない難しさこそが、かえって私を夢中にさせる要因となりました。傍から見れば「努力」と映ったかもしれませんが、私自身には努力しているという感覚はなく、ただその面白さに突き動かされていました。
熱中するほど楽しく、そんな熱中できるものだからこそ、もっと突き詰めていきたい。
その一心で日々、おろしたての革靴を鳴らして足早に職場へと向かっていました。
約5ヶ月間のプログラムを経て、入社と同時に店長に就任。目まぐるしい変化の日々でしたが、大きな充実感がありました。
営業職にはやりがいを感じていましたが、次第に「会社全体の運営に関わる本社業務にも挑戦したい」という想いが募るようになりました。そのような折、現人事部部長より人事部への異動の打診を受け、2023年5月に新たなキャリアへと踏み出すに至りました。
そして人事部へ異動後、これまでの私の実績を評価していただき、わずか2ヶ月で執行役員 兼 人事部部長補佐に就任いたしました。
営業部と人事では仕事内容は異なりますが、持つべき考え方や価値観は一緒です。営業時代は「あなたから買いたい」とお客様に言っていただける関係構築を追求していましたが、人事においても同様に、「田中さんがいる会社だから」「田中さんと働きたい」と思っていただけるよう、自分自身の介在価値を高めていきたいと考えています。
人事部 新卒採用担当はその名の通り、企業の顔として就活生の方々と深く関わりを持ち、
企業の今後を担う優秀な新卒社員を採用するための部署です。
そんな人事部で、現在私は説明会を担当しております。
私自身、就職活動中に数多くの説明会に参加しましたが、中には退屈に感じてしまう説明会も少なくありませんでした。その経験に基づき、現在は説明会に参加して下さる就活生の方々が少しでも楽しんで会社への理解を深めていただけるよう、創意工夫をしております。
新卒で入社し様々な経験を経て執行役員に就任している私だからこそお話しできる、たくさんの「会社のリアル」を説明会ではお伝えしておりますので、もし少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、説明会にお越しください。
私の現在の目標は、人事部長への就任です。その根底にあるのは、会社やこれまでお世話になった方々への感謝と、それに報いたいという『恩返し』の気持ちです。従業員が会社に対して行える最大の恩返しは、「貢献すること」のみであると考えております。
研修初日から、今もなお指導いただいている人事部長が、将来的に経営層へと栄転される際に、安心して後を任せてもらえる存在となること。それが、部長補佐という立場にある私の責務であり、最大の「恩返し」だと考えています。また、私が確信を持って採用した新卒の方々がそれぞれの場で活躍することも、会長や社長をはじめ、多くの方々への「恩返し」に繋がると信じています。
これからも現在の役職や評価に甘んじることなく、初心を忘れずに、目標達成に向けて今後も邁進してまいります。
最後に、私は就職活動時、「日本中の22卒の中で誰よりも早く活躍する」ことを目標に掲げていました。その実現のために当社を選びましたが、全ての企業を比較することは不可能ですから、厳密な意味での答え合わせはできません。
ただ「私の決断は間違っていなかった」これだけは断言できます。それは「この会社を選んでよかった」と心から思えるだけの成長を、確かに実感しているからです。
変化の激しい社会において、自立して道を切り拓く力、その一つが「営業力」だと私は考えます。そのような力を、早期に、そして確実に身につけたいと願う方々との出会いを期待しています。
今、この私の拙い文章を最後まで読んでくださったあなたと、いつか一緒に働ける日を心待ちにしております。