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社員インタビュー

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社員インタビュー

グローバルマーケティング部
リテールマネージャー

Q. どんな学生生活を送っていましたか?

将来は世界を股にかける
仕事をしたい

私には幼いころから、外国語を使える仕事に就きたいという目標があり、大学生活ではフランス語を学びました。出身が熊本県だったこともあって幼少期から飛行機に乗ることが多く、そこで「キャビンアテンダントのように世界を股にかける仕事がしてみたい」と思ったのが、外国語を使える仕事を目指したきっかけです。
様々な言語の中からフランス語を選んだのは、ブランド品に興味があったからです。フランスには有名ブランドが多いので、「フランス語を学んで好きなブランド品の名前の意味が分かるようになったらおもしろいだろうな」と考えて選びました。

Q. 就職活動について教えてください

私が就職活動をしていたころ、ちょうど世界的にパンデミックが起こってしまいました。
外国語を使う仕事の中で、明確にこの仕事に就きたいと決めていたわけではなかったのですが、例えばキャビンアテンダントなどの世界中を行き来するような仕事は大きな打撃を受けてしまったので「このまま海外に関連する仕事を目標にしたままで大丈夫なのか」という不安を感じました。
そこで私は海外関連の仕事を目標にしつつ、並行してほかの業界や企業も試しに見てみようと考え、エージェントを頼ってみることにしました。
エージェントに私の経歴を話したところ「原さんは営業に向いている」とアドバイスをもらって、稼げる営業に絞って紹介してもらったときに目についたのがいーふらんが運営する買取専門店「おたからや」の買取営業でした。
ただ正直なところ、その時点ではやはり私はまだグローバルに活躍したいという思いが強く、いーふらんは面接の練習程度にしか考えていませんでした。
いーふらんに本当に就職したいと考える決め手になったのは最終面接の後でした。
最終面接を担当してくださったのはいーふらんのアメリカでの事業を担う「E-fran US Inc.」の現社長である林さんだったのですが、なんと林さんは最終面接後、別日に私をみなとみらいの本社に招待してくださって、わざわざ社内紹介をしてくださいました。「社長クラスの人が、たくさんいる就活生の中の一人である私にここまでしてくれるのか」とすごく感銘を受けて、この人と働きたいと思えました。
また、林さんのお話するおたからやの海外進出の話も、私にとってすごく興味深いお話でした。

買取営業が関連するリユース業界は約3兆円の規模にまで拡大しており、さらには不況にも強い業界なので、「将来性があって海外に関連する仕事がやっとみつかった」と視界が開けた気持ちでした。それだけでなく、給料やワークライフバランスなど、どの条件を見てみてもいーふらんには非の打ちどころないことが分かったので、納得していーふらんへの入社を決めることができました。

内定後の早期キャリアでは、結果を残すと入社と同時におたからやの店長を任せてもらえるのですが、まずそれは絶対に達成したい目標だと捉えて頑張りました。私が店長に選ばれなかったら、それはすなわちほかの新卒の誰かに営業力で負けたということになります。「入社時に店長になれなかったらこの会社を辞める」くらいの覚悟で早期キャリアに臨みました。
その結果、早期キャリア内では常に優秀な成績を修めることができ、それを会社から評価してもらえて、入社と同時に店長に任命していただけました。
もちろんうれしかったのですが、十分な結果を残してきた自信はありましたし、なにより自分に課した目標を達成したことで「おたからやの買取営業の仕事をこれからも続けられる」という安心感の方が大きかったですね(笑)。

Q. 入社後から海外事業に携わるまでの経緯を教えてください

現状維持ではなく、
新しいポジションに
挑戦し続けなければならない

入社後は、様々な店舗の店長を経験したのち、広島で店長を務めていました。広島での目標は、まず担当する店舗の売上をしっかりと軌道に乗せること。そして自分の店舗が成果を出すことで、その地域に新たな店舗が生まれるきっかけを作ることでした。
当時、広島エリアはまだ店舗数が少なかったため、「このお店を成功させれば、広島にもっと『おたからや』を増やせるはずだ」という強い思いがありました。実際に、店舗開発の方から「原さんのお店の成功があったからこそ、次の出店を自信を持って決めることができました」という言葉をいただけた時は、自分の努力が形になったことを実感し、本当に嬉しかったですね。
結果として、私が在籍していた期間に広島エリアの店舗は5店舗まで拡大しました。

また、特に力を入れていたのは、一緒に働く後輩たちの育成です。当時、早期キャリアに参加している後輩たちが店舗に配属され、一生懸命頑張っているのを見て「この子たちが将来、店長として輝ける場所をもっと増やしたい」という気持ちがとても強かったです。
遠方勤務者として、会社から住宅手当や遠方手当といった形で多大なサポートを受けている以上、その期待に応える責任があると感じていました。自分が異動した後も店舗がしっかりと運営できるよう、後輩を育て、店舗の基盤を整えるのは当然の務めだと考えていました。
そうして後輩たちが着実にスキルを身につけ、実際に店長に就任しているのを見ると、広島での自分の役割は一つ果たせたのかな、と感じるようになりました。と同時に、この会社は常に上を目指し続けないと、あっという間に後輩たちに追い抜かれてしまうという危機感も抱いていました。彼らが成長しているからこそ、自分も現状維持ではなく、新しいポジションに挑戦し続けなければならないと。

そんな時、上司から「香港へ行ってみないか」という打診がありました。正直、驚きましたが、これが自分が進むべき次のステップであり、挑戦すべき道だと直感しました。会社が今、最も力を入れている海外事業というプロジェクト。これを成功させることができれば、自身の成長はもちろん、会社の成長にも大きく貢献できる。そしてそれは、将来後輩たちが活躍できるポジションを広げることにも繋がるはずだ、とすぐに二つ返事をしました。最終的にビザの関係で香港行きは実現しませんでしたが、この決断が海外事業に携わる大きな転機となり、その後シンガポールへ赴任することになりました。

Q. 現在の部署、仕事内容について教えてください

海外での仕事は、日々が試行錯誤の連続です。日本と同じやり方が通用しない場面も多く、毎日「今日の問題点は何か」「明日はどう改善しようか」と考えながら業務に取り組んでいます。
また、海外事業は会社全体で取り組んでいるプロジェクトなので、様々な部署の方々と連携する機会が格段に増えました。日本にいた頃よりも、多くの人の力を借りながら仕事を進めている実感があります。英語でのコミュニケーションも、日々奮闘しながらではありますが、なんとか意思疎通はできています。現地の方に「こんなに若いのに海外駐在を任されるなんて、すごいですね」と言われることもあり、会社の期待に応えなければと身が引き締まる思いです。

厳しい環境ではありますが、接客において大切にしているのは、日本で培ってきた「おもてなし」の心です。
お客様の目線に合わせた応対や、お飲み物のお声がけ、丁寧なお見送りなど、日本では当たり前のことかもしれませんが、こちらでは驚かれることもあります。しかし、単に金額を提示するだけでなく、お客様の大切なお品物を、気持ちよく手放していただけるような、丁寧で誠実な対応を心がけること。
それが、価格競争が激しい海外市場において、「おたからや」ならではの価値となり、お客様からの信頼に繋がると信じています。日々、多くの壁にぶつかりながらも、日本の良さを忘れずに、ここシンガポールで実践していくことを意識しています。

海外での生活についてですが、シンガポールは想像以上に綺麗な国です。道にゴミが落ちていることはほとんどなく、常に清掃が行き届いています。建国してまだ60年ほどの若い国で、天然資源もほとんどないにも関わらず、人材とビジネスを国の力として発展してきた「頭の良い国」だと感じます。世界中からビジネス目的で人が集まる、非常に刺激的な環境です。そんな国際都市の一等地に出店できていること自体、会社の勢いを感じますし、この最先端の環境で働けることは、自分にとって大きな経験になっています。

Q. 今後の展望や目標について教えてください

1兆円企業の目標達成には
シンガポールの成功が必要不可欠

会社が掲げる「1兆円企業」という壮大な目標。その達成のためには、現在会社が最も注力している海外事業、特にこのシンガポールでの成功が絶対に不可欠だと考えています。
私の今後の目標は、まず第一に「シンガポールでの成功モデルを確立すること」です。
この地で、どのような戦略やオペレーションを用いれば安定した利益を生み出し、事業として成功できるのか。それを明確な「型」として作り上げ、数字として証明することが、私たちの最初のミッションです。

第二に、「現地スタッフだけで運営できる体制を構築すること」です。
現在は私たち日本からの駐在員が中心となって運営していますが、最終的には現地で採用したスタッフたちが主体となり、私たちがいなくても店舗を高いレベルで運営できる状態を作り上げなければなりません。
日本の「おたからや」のスタンダードと、シンガポールの文化を融合させながら、現地スタッフを育成し、彼らが私たちと同じレベルの成果を出せるようにサポートしていくことが重要です。

そして第三の目標が、「海外でのフランチャイズ展開に貢献すること」です。
シンガポールでの成功モデルと、現地化された運営ノウハウを確立することで、「シンガポールで『おたからや』を出店すれば成功できる」という実績を示し、海外で事業を展開したいと考えているフランチャイズオーナー様を増やすことに繋げたいと考えています。
これらを達成することが、会社のグローバル展開を加速させ、ひいては1兆円企業という目標達成に貢献すると信じています。

いーふらんは、「やりたい」と思ったことを、年次に関係なく、すぐに実現させてくれる会社です。
私自身、入社してわずか1年で海外勤務という大きなチャンスを掴むことができました。変化のスピードが非常に速く、常に新しい挑戦ができる環境は、この会社の最大の魅力だと思います。就職先の選択は人生において大きな決断だと思いますが、私はこの会社を選んで後悔したことは一度もありません。

私自身、入社1年目で目標だった時計を購入することができ、経済的な安定を得られたことで、やりたいことにも挑戦できています。
特に、将来海外で働きたいと考えている方にとっては、最高の環境だと思います。現地の日本人駐在員や先輩からの手厚いサポートがあり、会社としても海外で働く社員を全力でバックアップしてくれる体制が整っています。
言葉の壁や文化の違いなど、不安もあるかもしれませんが、安心して挑戦できる環境があることを伝えたいです。